2005年 2月定例活動 「アカマツ林再生とプラスα」 


 
 2月の定例活動の定番になりましたアカマツ林再生プロジェクトも今年で4年目を迎え、オアシスの森の西端、散策エリアも徐々にアカマツの育つ環境に変わりつつあります。
 天候に恵まれた2月26日(土)、スタート時には17名の参加者が集結。作業はアカマツの実生苗にも注意しながらの林床にたまった落ち葉などのゴウかきや、小さなアカマツの光環境改善のための潅木の剪定など。枯れ松の除伐には3台のチェーンソーも大活躍。柴材や枯れ松は森の片隅に集め積み上げ景観にも配慮して作業は進められ、2時間の作業が終わった頃には、森に冬の暖かな光が差し込み、皆自分たちの作業に満足のできばえとなりました。
 午後は、しいたけの駒菌打ちと3月の萌木祭りに備えた化粧炭つくりや竹のお猪口試作などを行うため、小屋のウッドデッキに場所を移動。消火器を準備するなど火の用心にはもちろん十分配慮して、七輪に竹炭を点火。空き缶に入れた大きな松ぼっくりを小一時間ほど火にかけるだけで見事な「化粧炭」の出来上がり。続いて細めのハチクで作ったお猪口を燻してみる。ハチクの甘い香りがあたりに漂い、十分ほどで緑鮮やかなお猪口の出来上がり。萌木祭りが楽しみです。シイタケの駒菌も200個打ち、先回とあわせ700個となり、1年後が楽しみです。


(大舘 学)


アカマツ林管理作業中


作業後 林床に陽光が差し込む


しいたけ菌打ち


化粧炭づくり

ちらし

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